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島唐辛子
沖縄では「島唐辛子」という、日本の他のエリアとは違う品種の唐辛子が使われています。 古くから栽培・利用され、沖縄の個性的な料理を支えています。

一般的な唐辛子より香り・辛味が強い
島唐辛子は通常の唐辛子(鷹の爪)とは違い、ピザに使われるタバスコと同じ種類(Capsicum frutescens)の唐辛子です。
鷹の爪より辛いのですが、辛さで有名なハバネロほどではありません。
主な唐辛子の辛さ(単位=スコヴィル)
- ハバネロ(メキシコ) 100,000~350,000
- カイエンペッパー(南米) 100,000~105,000
- 島唐辛子(日本・沖縄) 50,000~100,000
- プリッキーヌ(タイ) 50,000~100,000
- 鷹の爪(日本) 40,000~50,000
- タバスコ(メキシコ) 3,000~50,000
島とうがらしの用途・使い方
島唐辛子は沖縄の食生活に深く浸透しています。沖縄のローカルレストランではスパイスとして必ずテーブルに置かれていますし、家庭にも常備されています。
一度は使っていただきたいのは「コーレーグース」ですが、辛さを直接楽しみたい方は粗挽きの粉タイプをおすすめします。
また、既存の調味料に島唐辛子を加えたものも美味しいですよ。
伝統的調味料「コーレーグース」

コーレーグースは島とうがらしを沖縄の地酒「泡盛」で漬けたもので、沖縄では辛味調味料として古くから使われています。
これだけでは塩気や甘みはありませんが、料理に一振りかけることで味を引き立てたり、味を少し変え舌をリフレッシュさせる効果があります。
かなり辛いのでまず数滴かけてみるといいでしょう。一度その魅力に取り憑かれた人は何の料理にも使いたくなるので注意が必要です。
使用例
沖縄そば・パスタ・ラーメン・うどん・鍋物・焼肉・炒め物・和え物・刺身醤油(ワサビの代わり)
粉末唐辛子として

コーレーグースよりもダイレクトに辛さを感じたい方は粉末唐辛子として使うと良いでしょう。
日本では鷹の爪を使った粉末唐辛子が一般的ですが、島唐辛子を使ったものはさらに香りがよく、辛さも長持ちしやすいです。
こちらも炒め物や麺類など、何にでも使えます。
島とうがらし入りの調味料

既存の調味料を島唐辛子で仕立てるのも非常にいいアイデアです。
ぽん酢(出汁入りの酢醤油)やドレッシングなどの酸味のある調味料に加えると、更に刺激的な味になります。
また、ラー油にしてその香りと辛さを楽しんだり、醤油に入れて刺し身を食べるなどもおすすめです。